福島・大熊町一部で避難指示解除 原発立地の町で初[2019/04/10 11:53]

 福島県大熊町に出されていた避難指示の地域のうち、10日午前0時で一部が解除されました。福島第一原発が立地する町では初めてです。

 避難指示が解除されたのは、大熊町の南西部の大川原地区と中屋敷地区です。大川原地区は復興拠点に位置付けられ、役場の新庁舎や災害公営住宅の整備が進んでいて、役場は来月7日から業務を開始します。
 大川原地区の住民:「少しは活気が出てくるのではないか。やはり、人が増えれば良いと思う」
 ただ、大熊町の住民の約96%は避難指示が続く帰還困難区域に自宅があり、避難先での生活を続けざるを得ないのが現状です。

こちらも読まれています