タクシー交通事故防止へ　39社が対応策を情報交換

　タクシーが絡む交通人身事故が半数近くになっている地域の警察署とタクシー会社が集まり、事故防止に向けた取り組みについて話し合いました。

　警視庁によりますと、去年1年間の人身事故は約3万3000件で、そのうちタクシーが絡むものは4300件に上ります。こうしたなか、タクシーが絡む事故が多かった地域の警察署と都内の39のタクシー会社を集めた「タクシー交通事故防止討論会」が開かれました。警視庁からは、運転手の不注意による追突事故やドアの開閉の際に事故が多いと報告がありました。また、タクシー会社はそれぞれの事故防止の取り組みについて発表するなど、情報交換を行いました。