千葉虐待事件受け 文科省が教育委向けの手引き作成[2019/05/10 07:11]

 千葉県野田市で死亡した小学4年の女の子が虐待を受けていたことについて、文部科学省は学校や教育委員会向けに虐待が疑われる際の具体的な対応を「手引き」としてまとめました。

 野田市の事件では女の子が死亡する前、欠席が続いていたにもかかわらず、学校側と自治体や児童相談所など関係機関が有効な対応を取れなかったことなどが問題になりました。文科省は学校や教育委員会向けに虐待と疑われる事案への具体的な対応内容を手引きとして作成し、公表しました。手引きでは、虐待の恐れがある子どもが7日以上、欠席した場合は自治体や児童相談所などと速やかに情報共有することなどを求めています。文科省は「学校の研修などで活用してほしい」と話しています。

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