ペットとして人気があるコツメカワウソの商業目的での国際取引の禁止がスイスで開かれている国際会議で決まりました。国内での取引も規制されることになります。
絶滅の恐れのある野生動植物の国際取引に関するワシントン条約の全体会合が28日、スイスで開かれました。会合では、コツメカワウソの商業目的による国際取引の禁止などが正式に決まりました。東南アジアなどが原産のコツメカワウソは日本でもペットとして人気で、高額で取引されています。その一方で、野生の生息数は過去30年間で少なくとも30%減少しているということです。
正規輸入していた「コツメイト」代表:「(今後、国内では)販売する際には飼育許可証を国にもらわないと、売った側も買った側も逮捕されることになるんです」
会議での正式決定を受けて国内では3カ月以内に法律が改正され、国内での取引は規制されることになります。
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