最高裁の判事に就任した岡村和美氏(61)が会見を開き、「未来の一端を担う重要な職務で身の引き締まる思い」と抱負を述べました。
先月に山本庸幸判事が定年退官したことを受け、岡村氏は2日付で最高裁の判事に就任しました。岡田氏は会見で「最高裁の判断があれば行政庁の政策が変わる。未来の社会の一端を担う重要な職務で、公正な裁判のために力を尽くしたい」と語りました。最高裁の判事15人のうち女性が2人になることについて「司法試験に合格する女性は増え続けていて、今後は自然な流れで最高裁の女性判事も増えるだろう」と述べました。岡村氏は1980年に早稲田大学法学部を卒業後、最高検や法務省の人権擁護局長を経て2016年から消費者庁長官を務めていました。
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