国連難民高等弁務官やJICA(国際協力機構)理事長として活躍した緒方貞子さんが死去したことが分かりました。92歳でした。
緒方さんは1976年に日本初の女性国連公使となり、国連人権委員会の日本政府代表などを務めた後、1991年に国連難民高等弁務官に就任して10年近くにわたって難民の支援活動に取り組みました。退任後、2003年にはJICAの理事長に就任し、途上国の開発援助などに携わりました。緒方さんは、難民の支援を通じて平和の重要性も訴え続けてきました。
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