神奈川県小田原市で去年7月、台風12号の高波で大きな被害を受けた建設中の観光施設が完成しました。
小田原市の観光施設「漁港の駅TOTOCO小田原」は建設途中だった去年7月、台風12号の影響で施設の1階に土砂が流れ込むなどの大きな被害を受けました。このため、防潮堤のかさ上げなどの高波対策や施設の再工事が行われ、予定より半年遅れで完成しました。
加藤憲一小田原市長:「ここの運営が盛り上がっていくことでこの小田原の水産に関わる人の結束がさらに高まっていって、水産の力がより発揮されるような拠点として育っていくことを祈っています」
地元の住民を招いて内覧会が行われ、水揚げされたアジやイナダなどが販売されました。施設は22日に正式にオープンします。市は年間50万人の人出を見込んでいて、新たな観光名所として期待を寄せています。
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