台風19号の救助活動中に女性がヘリコプターから落下して死亡した事故で、東京消防庁の男性職員2人が書類送検されました。
この事故は10月、東京消防庁の職員が台風19号の被害に遭った福島県いわき市に住む70代の女性をヘリコプターで救助している時に約40メートルの高さから誤って落下させたものです。女性はその後、死亡が確認されました。東京消防庁によりますと、救助する時に必要なフックが取り付けられていなかったということです。警察は10日、当時、救助にあたっていた東京消防庁の30代の男性職員2人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。東京消防庁は「亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます」とコメントしています。
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