「チバニアン」　地質学上の時代名に正式決定[2020/01/17 15:09]

　千葉県市原市で見つかった地層にちなみ、約77万年前から12万年前までの地質時代が「チバニアン」、日本語だと「千葉時代」と命名されることが正式決定しました。

　国立極地研究所などは市原市で約77万年前に地球の磁場が逆転した際の痕跡が残る地層を発見し、その時代をチバニアンと命名することを提案していました。17日に韓国・釜山で開かれた国際地質科学連合の理事会で提案内容が審査され、世界から集まった専門家によって承認されました。今後は、約77万4000年前から約12万9000年前の地球の地質時代はチバニアン（千葉時代）と呼ばれることになります。