武漢から帰国の日本人 全員2週間の経過観察へ[2020/01/27 12:13]

 厚生労働省は武漢から帰国する日本人全員について、2週間の経過観察をする方針を明らかにしました。

 厚労省はまず、帰国する機内で全員に健康カードを配ってせきや発熱などがないかを聞き、症状がある人には医療機関を受診するよう促します。機内で発症する人が出た場合に備えて、厚労省の職員をチャーター便に乗せることも検討しています。さらに帰国後2週間、経過観察をします。それぞれに一日2回、体温を測ってもらって発熱などがあった場合、最寄りの保健所に報告するよう求めることを検討しています。ウイルスの潜伏期間が10日ほどとされているため、帰国した時に症状がなくても健康観察が必要だと判断したということです。

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