ベッド100床不足　成田市内のホテル借り上げ　千葉

　千葉県でも新型コロナウイルスに感染して自宅などで待機している人の数に対し、確保している病院のベッド数が約100床足りないことが分かりました。森田知事は16日にベッド不足を解消するため、千葉県成田市内のホテルを借り上げたことを発表しました。

　千葉県は13日の時点で新型コロナウイルスの感染者用に308床を確保していて、残りのベッド数は約140床となっています。一方、感染が確認された後に入院する病院を調整するため、自宅などで待機している人の数は236人いることから、約100床が不足していることが分かりました。逼迫（ひっぱく）する医療体制を解消するため、森田知事は16日午前に会見し、軽症者や無症状の感染者のため、成田市にあるホテルを借り上げて250室を確保したと発表しました。20日から順次、軽症者らをホテルに移して医師がホテル内で診察するということです。