黒川氏の後任の東京高検検事長に林真琴氏[2020/05/26 05:01]

 法務省は賭け麻雀問題で辞職した東京高検の黒川弘務前検事長の後任として、名古屋高検検事長の林真琴氏を充てる人事を発表しました。

 森法務大臣:「黒川氏がこの度の不適切行為、不祥事で辞職したので、その空席を迅速に埋める」
 林氏は愛知県出身で東京大学法学部卒業後、1983年に任官しました。東京地検特捜部でリクルート事件などの捜査にあたったほか、法務省や検察庁の要職を歴任し、2018年からは名古屋高検の検事長を務めていました。賭け麻雀問題で辞職した東京高検の黒川前検事長とは司法修習の同期で、2人はライバルとして早くから将来の検事総長候補とみられていました。

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