千葉県富津市の動物園でニホンザルを飼育していた檻(おり)のフェンスが何者かに切られ、サル約70匹が逃げ出しました。
富津市によりますと、10日午前7時ごろ、高宕山自然動物園でニホンザルを飼育していた檻のフェンスが縦38センチ、横30センチにわたって切られ、こじ開けられているのを工事業者が見つけました。約70匹のニホンザルはすべて逃げ出してしまったということです。この動物園では去年9月の台風15号で柵が倒れた際にもサルが逃げていて、捕獲した後に仮設の檻を設置していました。市は警察に被害届を出すとともに、周辺にいることが確認されているサルをエサの時間に合わせて捕獲する方針です。
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