市がDV被害者の住所を加害者に漏洩 警告表示を無視[2020/06/30 20:35]

 東京都三鷹市がDV被害者の住所を加害者に誤って知らせていたことが分かりました。

 三鷹市によりますと、DV被害者の現住所が書かれた戸籍の附表は交付が制限されています。ところが、4月に加害者から郵送で請求された職員はDV被害者の女性の戸籍の附表を発行する際に端末の画面に警告が表示されたにもかかわらず、それを無視して印刷して加害者に郵送したということです。6月に加害者から郵便物が届いたことを不審に思った女性から市に問い合わせがあり、漏洩(ろうえい)させてしまったことが発覚しました。市は女性に謝罪するとともにチェック体制の強化や職員への講習会を実施し、再発防止を徹底するとしています。

こちらも読まれています