政府は17日付で稲田伸夫検事総長(63)の辞職を認め、後任として東京高検の林真琴検事長(62)を起用する人事を決めました。
稲田検事総長はおととしの7月に就任し、交代時期の慣例とされる2年を迎えていました。検察のトップである検事総長に新しく就任する東京高検の林検事長は1983年に任官し、法務省の刑事局長や名古屋高検の検事長を歴任。5月からは賭け麻雀問題で辞職した黒川弘務前検事長の後任を務めていました。林検事長の後任には最高検の堺徹次長検事(61)を充てるとしています。これらの人事は今月14日の閣議で決定され、17日に発令されます。
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