社会

2020年7月22日 17:20

最高速度120キロに引き上げへ 一部の高速道で適用

2020年7月22日 17:20

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 新東名高速道路などの一部で行われている規制速度引き上げの試験状況の結果を受けて警察庁は今後、一部の高速道路について時速120キロに引き上げる方針だと発表しました。

 現在、静岡県の新東名高速道路と岩手県の東北自動車道の一部の区間では、規制速度を時速120キロに引き上げての試験運用が行われています。警察庁によりますと、これまでの試験運用の結果、平均的な車の速度や事故件数などに大きな変化はなく、警察庁は今後、交通規制の運用基準を改正して一部の高速道路で最高速度を120キロにする方針です。適用されるのは、交通事故が少なくカーブが緩やかに設計されているなど時速120キロに対応した道路で、新東名高速道路、常磐自動車道、東関東自動車道などの道路の一部区間が該当し、今後、標識の設置などを行ったうえで順次、引き上げるとしています。

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