新たに就任した東京地検の新河隆志特捜部長(56)が取材に応じ、「法と証拠に謙虚に向き合っていきたい」と述べました。
先月31日付で就任した東京地検の新河隆志特捜部長は「法と証拠に謙虚に向き合っていきたい。ひたすら誠実に地道にやっていこうと思う」と抱負を述べました。そのうえで、特捜部に求められる役割について「国民の目が届かないところで行われた犯罪を見つけ出し、事案の真相に見合った国民の良識にかなう相応の処分を実現する。行動すべき時には恐れずひるまず、いかなる誘因や圧力にも左右されず、安易に妥協せず屈することなく行動する」などと述べました。新河部長はこれまで東京地検特捜部に合わせて7年余り在籍し、主任検事として徳洲会事件などを手掛けました。
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