6月の平均残業時間 前年比2割減も回復の兆し[2020/08/07 08:30]

 全国の6月の平均残業時間は前の年より2割以上、減ったものの、5月より回復傾向となったことが分かりました。

 厚生労働省は毎月、全国約3万の事業所の労働時間や雇用の状況を調べています。それによりますと、従業員が5人以上いる事業所の6月の平均残業時間は8.0時間でした。前の年より平日が2日多かったにもかかわらず2割以上、減ったということです。業種別では、営業自粛が相次いだ飲食業のほか、美容室など生活関連のサービス業で減少が目立っています。ただ、5月と比べると下げ幅は小さくなっていて、厚労省は緊急事態宣言が解除となり仕事をする人が増えたとみられると分析しています。

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