偽造した書類を使って盗難車を輸入した車と偽って車検を通したなどとして、30代の男2人が逮捕されました。この事件と同じ手口で盗難車を輸入車と偽った不正登録が全国で20件確認されていることが分かりました。
国交省自動車局自動車情報課・金子修久課長:「真正なものであるのか確認が不十分であったと思う。対策を講じたことによって一定の効果があったものと考えている」
国土交通省によりますと、2015年からの5年間で、偽造書類による盗難車の不正登録が全国で20件あったということです。国交省は輸入車の申請については税関に確認するよう全国に通達を出し、対策を強化しています。去年12月以降は、不正は確認されていないということです。
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