「耐水害住宅」実験公開 浮くことで水没防止[2020/10/14 11:46]

 水害が発生した際、住宅が水に浮くようにして浸水から守る「耐水害住宅」の実験が茨城県つくば市で公開されました。

 一条工務店が手掛けたこの住宅は、周囲に一定の水がたまると船のように浮き上がり、四隅に付いた係留装置で流されないようになっています。13日に公開された実験では、一般の住宅との浸水状況の比較も行われました。実験では一般の住宅の1階部分が完全に浸水しているのに対し、耐水害住宅には全く水が入っていません。担当者は、「気候変動が続くなか、水害は地震以上に避けて通れない。この技術を業界全体に広めたい」としています。

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