東京消防庁のヘリコプターからプロペラの部品の一部がなくなっていたことが分かりました。これまでに被害の情報はなく、東京消防庁が確認を急いでいます。
東京消防庁によりますと、10日午前9時半ごろ、東京・江東区の格納庫でヘリコプター「こうのとり」の点検作業を行っていたところ、プロペラの部品の一部がなくなっていることに航空隊の整備士が気が付きました。
なくなった部品はプロペラを格納する際の緩衝部分でプラスチック製で、重さは20グラムほどだということです。
最後に部品が確認されたのは8日朝で、こうのとりはその後、2回に渡って飛行をしていました。東京消防庁は飛行中に落下したのかも含めて確認を急いでいますが、これまでに被害の情報はないということです。
東京消防庁装備部の加藤俊之航空隊長は「住民の皆様に不安を与え誠に申し訳ありません。確実な機体の点検整備に努め、安全運航を徹底します」とコメントしています。
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