気象庁は気温や降水量などの基準に使っている「平年値」を10年ぶりに更新し、全国の平均気温は0.3度高くなりました。東京は0.4度上昇し、15.8度になりました。
平年値は過去30年分のデータの平均値で10年ごとに更新されます。
現在は1981年から2010年のデータが使われています。
気象庁は24日、2020年までの10年間のデータを使った新しい平年値を発表しました。
それによりますと、この10年間の温暖化の影響で全国の平均気温は0.3度上昇しました。
東京について見ると、平均気温は0.4度上昇して15.8度になり、30度以上の真夏日の日数は5.7日増え、52.1日となりました。
また、桜の開花日も2日早まって3月24日となりました。
1991年から2020年までのデータを使った新しい平年値は5月19日から使われます。
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