皇居の工事現場の地下から現存するもので最古とみられる江戸城の石垣が発見されました。
石垣は幅16メートル、高さが4メートルで、皇居・東御苑の工事現場の地中から発見されました。
専門家によりますと、この石垣は江戸時代初期に作られた後、城の改築ですぐ使われなくなり、約400年間、地中に埋められていたということです。
現存する江戸城の石垣では最古のものとみられ、埋められていたことで手が加えられず、当時のままの状態できれいに残っています。
石の表面には、石垣作りを担当した大名などを示す刻印も残っていて、歴史資料の価値が非常に高いということです。
石垣は崩れる恐れもあることから、再び埋め戻して保存される予定です。
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