豪雨もたらす「線状降水帯」 リアルタイムで告知へ[2021/04/19 15:10]

 「線状降水帯」をリアルタイムで発表します。

 線状降水帯は次々に発生する積乱雲が数時間にわたってほぼ同じ場所に掛かり続け、激しい雨が降る現象です。

 去年7月の豪雨でも発生し、熊本県の球磨川などが氾濫しました。

 気象庁は有識者会議で検討した結果、今年の梅雨時から線状降水帯の発生が確認された段階でリアルタイムに発表することを決めました。

 「災害発生の危険度が急激に高まっている」ことを伝えるのが狙いです。

 将来的には半日前の発生予測を目指すとしています。

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