ゴールデンウィークが終わり、次の祝日までは1カ月以上。少し長いような気がしますが、その間に列島各地は雨の季節に入ります。
▼来月にかけて続々と梅雨入りへ
ことし沖縄や奄美では、すでに梅雨入りの発表がありました。梅雨がないとされる北海道を除き、この先6月中旬ごろにかけて、九州から東北にかけて続々と梅雨入りする見込みです。
梅雨は、大雨による災害が起こりやすい時期。万が一に備え、梅雨入り前のこの時期に、防災用品の点検や避難経路の確認をしたいところです。
▼防災用品チェックポイント
・保存食品や水などの期限が切れていたり、使えなくなったりしているものはないか
・懐中電灯やラジオの電源は入るか
・家族構成が変わって、赤ちゃん用品や持病の薬など新たに必要になっているものはないか
・夏の熱中症対策用品(うちわや塩飴、冷却ジェルなど)
梅雨時は蒸し暑い季節でもあります。災害により電気が止まってしまったとしても、涼しく過ごせるものがあると安心です。
▼身の回りで起こりやすい災害は
一般的に、急な斜面や山に近い場所は土砂災害、周囲より低い場所は浸水害が起こりやすいとされています。そうした災害が発生しやすい場所は、各自治体がハザードマップにまとめています。避難場所とあわせて確認しておきましょう。
近年、梅雨時期にはどこかで、大雨による災害が発生しています。ステイホーム中の今だからこそ、ご家族で「もしも」の時に備えて話し合っておくのがよさそうです。
テレビ朝日気象デスク 津田紗矢佳
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