社会

2021年5月14日 11:58

茨城・大洗町で55歳町長が医療従事者枠で接種

2021年5月14日 11:58

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 自治体の長が説明を先にせずワクチン接種している問題で、今度は茨城県大洗町の55歳の町長が医療従事者の枠で接種していたことが分かりました。

 大洗町によりますと、国井豊町長は先月30日にワクチンを接種しました。

 救急隊員らが医療従事者として優先接種の対象となっているため、消防本部消防長を兼務する町長も対象になると判断したとしています。

 大洗町広報課・小沼敏夫課長:「接種スケジュール通りに粛々とやった。町長が抜け駆けして早く打ったというのは全くあたらない」

 大洗町では、今月17日から80歳以上の高齢者への接種予約が始まります。

 田村厚労大臣:「それぞれの自治体で住民の方々に十分、説明がつく対応をして頂きたい」

 田村大臣は自治体トップのワクチン接種について、責任を持って判断してほしいとしながら、「住民への説明をせずにそうした対応を取るのは難しいと思う」という見解を示しました。

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