26日夜、各地でスーパームーンの皆既月食が観測されました。都心の空は厚い雲に覆われ、やきもきした気持ちでたくさんの人が空を見上げました。
1年のうちで月が地球に最も近付いて大きく見えるスーパームーン。このスーパームーンの皆既月食が日本で観測されたのは、1997年9月以来、24年ぶりです。
仙台では、徐々に上ってくる幻想的なスーパームーンが観測されました。気象条件が良かった北海道や東北地方を中心に列島各地では、多くの人が南東の空を見つめました。
一方、都心の空は厚い雲に覆われ、なかなか月が顔を出しません。午後8時すぎ、板橋区のマンションでは親子が今か今かと空を見上げていました。
やきもきしながらも諦めないで観測を続けると、ついに。わずかな時間、都内でも皆既月食を観測することができました。
次回、スーパームーンの皆既月食が日本で見られるのは、12年後だということです。
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