コロナ禍で大学の対面授業が行われなかったことを巡り、東京都内の男子大学生が学費の返還などを求めて大学側を提訴しました。
原告は東京・日野市の明星大学経営学部2年生の男子学生です。
訴状によりますと、男子学生は去年4月に経営学部に入学しましたが、1年間で一度も対面授業が行われず、自宅でオンライン授業を受けるにとどまりました。
男子学生側は今月17日、大学側に年間の学費の半分と慰謝料合わせて145万円の支払いを求め、東京地裁立川支部に提訴しました。
「対面授業を行わないことについて合理的な説明がされていない」「大学側は契約上の義務を果たしていない」などと訴えています。
大学側はANNの取材に対し、「訴状が届いていないため確認できない」としています。
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