志村さんのお気持ちを…キネマの神様 沢田研二語る[2021/08/06 14:00]

 映画「キネマの神様」の舞台あいさつで、撮影のさなか去年3月に新型コロナ肺炎で亡くなった志村けんさんに代わり主演を務めた沢田研二さんのメッセージが読み上げられました。

 「志村さんのお気持ちを抱きしめ、やり遂げる覚悟です。あの日から新型コロナと共に歩んだ72歳精いっぱいの姿です。せんないですが、志村さんのゴウが見たかった。私はこの作品を封切り館で初めて見ようと思っています。沢田研二」

 山田洋次監督(89):「僕、今初めて、聞きました。そして、沢田さん、相当な覚悟だったんだろうなと、この仕事を引き受けるについてはね。そんなことを改めて感じましたね」

 また映画のなかで沢田研二さんが歌った東村山音頭の誕生秘話も。

 山田洋次監督:「志村けんの東村山の歌というアイデアが浮かんできましてね。今は亡き志村けんのことを思い出す、彼に捧げるという気持ちであの歌を聴く」

 菅田将暉さん(28):「ものすごく集中されていて、誰も近付けないような空気があって、その姿を一目見ただけで、沢田さんのこの作品に臨む思いがあふれ出ていた」

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