海底火山 福徳岡ノ場で新しい島が出現 35年ぶり[2021/08/16 23:30]

 小笠原諸島の南硫黄島付近にある海底火山「福徳岡ノ場」で新しい島の存在が確認されました。

 海上保安庁の航空機が15日午後1時ごろ、噴火が確認された福徳岡ノ場付近を高度約6000メートルから撮影した映像です。

 断続的に激しく噴火するなか、直径約1キロの馬蹄形の新しい島が確認されました。

 福徳岡ノ場で新しい島が出現するのは1986年以来、35年ぶりです。

 周囲には軽石などとみられる浮遊物が蛇行しながら北西方向に約60キロメートルにわたって流れているのも確認されています。

 海上保安庁では航行警報を出し、付近を航行する船に注意を呼び掛けています。

 福徳岡ノ場では過去に3回新しい島が確認されましたが、いずれも短期間で消滅しています。

 最初は1904年で高さ145メートル、周囲4.5キロメートルの新島が確認されましたが、7年後には消滅しました。

 次は1914年で2年後には消え、1986年1月に確認された新島はわずか2カ月後に消滅しました。

 今回は発見から日が浅く、現段階では過去に比べて島の大きさがまだ小さいということです。

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