新型コロナの軽症と中等症向けの点滴薬「抗体カクテル療法」について、厚生労働省は外来の患者にも条件付きで投与を認めると都道府県に通知しました。
抗体カクテル療法は7月に承認された新薬で、これまでは入院するか医師や看護師が経過観察をできる宿泊療養施設などでのみ使用が認められていました。
しかし、感染の急拡大で自宅療養となる患者が増えていることを踏まえ、厚労省は外来の患者にも投与を認めることを決めました。
医療機関で投与してから24時間以内は患者の容態を確認できる体制が確保されていることなどが条件です。
自宅や高齢者施設での使用は引き続き対象外となります。
広告