新型コロナの治療薬「抗体カクテル療法」について、東京でも外来での投与が本格的に始まりました。
品川区の昭和大学病院では3日午前9時半ごろ、軽症で自宅療養をしていた50代の女性患者ら2人が外来を受診しました。
抗体カクテル療法を点滴で行っていて、経過観察を終えれば自宅に戻る予定です。
病院では今後、一日10人程度の受け入れを目指したいとしています。
病院では先月30日から外来での受け入れ体制を整えていましたが、関係者によりますと、「都や保健所との調整がうまくいかず開始が遅れた」ということです。
都は今後、外来患者の受け入れについて都の調整本部を中心に調整し、「早い時期に投与できる体制づくりをしたい」としています。
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