海面が青白く変色…千葉の沿岸部で「青潮」発生[2021/09/08 23:28]

 千葉県船橋市から千葉市の沿岸部にかけて海の色が青白くなる「青潮」が発生しました。魚や貝への影響が懸念されています。

 港の海面の一部が青白く変色しています。これは8日午前に千葉市の沿岸部分を上空から撮影した映像です。

 千葉県によりますと、8日、千葉市から船橋市にかけて沿岸部分で青潮が確認されました。

 青潮は3日から発生しています。

 酸素が少ない海底の水が湧き上がって起きる現象で、海水に含まれる硫黄の成分で青白く見えるということです。

 春から秋までの間で気温が高く、北寄りの風が吹くなどの条件がそろうと発生し、県内では年に数回、確認されています。

 青潮が発生すると海水の酸素濃度が下がって漁業に影響が出る恐れがあるため、県は引き続き監視を続けるとしています。

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