ワクチン3回目接種、8カ月後では遅く…感染再拡大も[2021/10/19 11:51]

 新型コロナワクチンの3回目接種の時期について、抗体の減少を考慮すると、2回目から8カ月後では遅く、年明けには再び感染の波が来ると東京大学の大澤教授が試算しました。

 厚生労働省は、3回目の接種について2回目から8カ月以降とし早ければ12月から始めたい考えです。

 政府の新型コロナ研究で、AI(人工知能)による解析をしている大澤幸生教授がファイザーのワクチンで試算したところ、ワクチンパスポートの効果などを考慮した現状に即したシナリオでも、2回目の接種後、徐々に抗体が減少するため、8カ月後の追加接種では時期が遅いとしています。

 半年後の接種でも充分とは言えずいずれの場合でも、年明けには再び感染拡大の波が来るといいます。

 東京大学・大澤幸生教授:「2回目から4カ月ってことにできれば、こんな曲線じゃなくてもっと緩やかな下のすれすれのところに実はのってくるんですね。ただ4カ月っていうのは物流的に無理のようで医療者の判断も許容するような制度を入れるだけでかなり結果は違ってくる」

 大澤教授は「かかりつけ医が患者ごとに抗体の減少を診察し接種時期を判断すれば、感染拡大を防ぐ効果は大きい」と指摘しています。

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