森友問題 公務災害認定に関する文書が開示[2021/11/18 06:18]

 森友問題で公文書改ざんに関わり自殺した近畿財務局元職員の公務災害の認定に関する文書が開示されました。

 財務省から公文書の改ざんを命じられて自殺した近畿財務局の元職員・赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さんは夫が公務災害と認定された際の報告書の開示を求めていました。

 人事院は大部分を不開示としていましたが、総務省の審査会の答申を経て8日付けで大部分を開示していたことが17日に分かりました。

 自殺は「国会やマスコミ、上級官庁(財務省)からの指示への対応などにより強い負荷がかかり、うつ病を発症したことによるもの」として公務災害と認定する一方、改ざんの経緯については明確な記載はありませんでした。

 赤木俊夫さんの妻・雅子さん:「一番根っこの改ざんのところが出てなかったのが今回出てきたものを見てがっかりした」

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