千葉県館山市で5日、南海トラフ地震を想定した大規模な防災訓練が行われました。
訓練は午前9時に紀伊半島沖で南海トラフを震源とする巨大地震が起き、館山市内では震度5強の激しい揺れに襲われ、大津波警報が出たとの想定で行われました。
市内で最も人口が多い北条地区では津波から一時避難をするためのビルへの退避や、医師らがけが人への治療の優先順位を判断するトリアージの訓練が行われました。
海上の遭難者を自衛隊のヘリコプターが救助し、小学校へ運ぶ訓練も行われました。
市では毎年訓練を行っていましたが、台風被害やコロナ禍で相次いで中止となり3年ぶりの訓練となりました。
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