年度内をめどに廃棄されることが明らかになった、いわゆる「アベノマスク」が今も大量に保管されている倉庫が公開されました。
東京近郊の倉庫には10月末の時点で、8130万枚の「アベノマスク」が行き場のないまま保管されています。
厚生労働省によりますと、保管費用は去年8月から今年3月までにおよそ6億円かかり、その後もかかり続けています。
およそ15%のマスクが不良品だったことも明らかになりました。
政府は今月、希望する自治体や個人にマスクを配ると発表しましたが、厚労省によりますと、自治体からの問い合わせは現時点ではそれほど多くないということです。
岸田総理は21日、残ったマスクを年度内をめどに廃棄する方針を明らかにしました。
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