第166回の芥川賞が発表され、砂川文次さんの「ブラックボックス」が選ばれました。
芥川賞に決まったブラックボックスは自分の中の衝動を抑えられず、怒りが爆発する度に職を変える主人公は不安定な仕事と分かりつつも自転車で荷物を配達するメッセンジャーとして働く物語です。
作者の砂川文次さんは大阪府生まれの31歳です。
砂川さんは公務員として働きながら2016年に「市街戦」で文學界新人賞を受賞し、作家としてデビューしました。
芥川賞は3回目のノミネートでの受賞となりました。
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