群馬県昭和村でくしゃみ剤が使われた旧日本軍のものとみられる砲弾が見つかりました。
環境省によりますと、先月27日、昭和村の工事現場で旧日本軍のものとみられる90ミリ迫撃砲弾が見つかりました。
砲弾は重さが5キロでくしゃみや喉の痛みなどを引き起こす「くしゃみ剤」と呼ばれる化学物質が使われているということです。
環境省は3日に砲弾を回収しています。
発砲済みとみられていますが、形も保たれていて化学物質の漏洩はなく安全上の問題はないということです。
周辺にはかつて旧日本軍の赤城演習場があり、先月17日にもくしゃみ剤が使われた砲弾が見つかっています。
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