東京都は16日、都営三田線の新型車両を公開しました。輸送力を上げるために、これまでの6両編成から増やして8両編成としています。
三田線の新型車両「6500形」は車両を2両増やすことで、これまでより乗車定員が3割程度、多くなっています。
車両にはモーターの電流や運転手の操作記録をリアルタイムで指令所に伝えることができるシステムが都の交通局として初めて搭載されます。
車内には新型コロナ対策として抗ウイルスコーティングが施され、荷棚やつり革は背の低い人でも利用しやすいよう低く設計されています。
また、1両につき4台の防犯カメラが設置され、通報ボタンを押すことで運転手がカメラの映像を確認できるようになっています。
新型車両は今年5月から運行が始まり、来年度末までに13編成が導入される予定です。
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