新型コロナ点滴薬8万人分を前倒し供給へ 投与が急増[2022/02/22 16:30]

 後藤厚生労働大臣は新型コロナウイルスの軽症と中等症向けの点滴薬「ソトロビマブ」の投与が急増していることを受け、8万人分を前倒しして今週中に納入すると発表しました。

 厚生労働省によりますと、ソトロビマブは、これまでに9万人分が納入されて7万2000人以上に投与されています。

 このうち約5万人分は過去1カ月で使われていて、感染拡大による供給の逼迫(ひっぱく)が懸念されていました。

 3月上旬には追加で8万人分が供給される予定でしたが、これを前倒しして今週中に供給できるようになったということです。

 医療機関には今月21日から4万人分の配送が始まっていて、残りも24日には配送の準備が整うということです。

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