きょうは八十八夜。立春から数えて88日目です。
「八十八夜の別れ霜」という言葉がありますが、この頃になると霜が降りる日が減り、茶摘みや種まきに適するようになってくるため、八十八夜は農作業を始める目安とされてきました。末広がりの八が重なることから農作業を始める上で、縁起の良い日でもあるようです。
一方、似た言葉ですが正反対の意味をもつ「九十九夜の泣き霜」というものがあります。立春から数えて99日目でも遅霜が降りることがあり、油断は禁物だということです。
今年はというと、今週前半はまだ朝の冷え込みが強く、内陸では冬日になる所もあるため、泣き霜に注意が必要です。しかし、これが別れ霜となりそうです。今週後半以降は暖気が優勢となっていきます。
関東から西では、朝から15℃前後という日が続くようになります。ゴールデンウイーク中に布団の衣替えを行うのもよさそうです。
テレビ朝日気象デスク 藤枝知行
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