北海道・知床半島沖での観光船沈没事故を受けて、国土交通省は法的な規制のあり方も含めた有識者による小型旅客船の安全対策の検証・検討などを始めました。
斉藤大臣:「小型船舶での旅客輸送における安全対策において、徹底的なご議論をお願いしたいと考えております」
11日から始まった「知床遊覧船事故対策検討委員会」には、海事関係の法律家や交通政策など幅広い分野の有識者14人が参加しました。
委員会では二度とこのような悲惨な事故が起こらないように、小型旅客船の安全対策を総合的に検討します。
船長になるために必要な運航経験や、入手した気象や海の情報を船長だけでなく複数人で確認するなど、複数の項目について話し合われるということです。
国交省は今も続いている特別監査の内容を踏まえて、7月の中間取りまとめを目指すとしています。
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