北海道・知床半島沖での観光船沈没事故を受けて、国土交通省は運航会社である「知床遊覧船」の事業許可を取り消す方針です。
沈没した観光船の運航会社「知床遊覧船」を巡っては、国交省が事故直後から特別監査を行ってきました。
その結果、出航判断の基準が守られていなかったことや、事故当時、運航管理の責任者である桂田社長が外出していて事務所にいなかったなど海上運送法の違反が複数確認されたということです。
国交省は、24日にも知床遊覧船に対し、処分に向けて意見を聞く聴聞の日程などを通知したうえで、来月中旬にも行政処分としては最も重い事業許可の取り消しをする方針です。
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