今週は幾分か暑さが収まっています。
記録的ともいえる猛暑の後なので、
この暑さが収まる感じが、
ふと夏の終わりに感じている瞬間が私はあります。
我に返るとまだ7月上旬。時間が巻き戻されてしまいます。
近年は40℃を超えることも増えて、
暑さに対しても「災害級」と言われるようになりました。
実際に数字もそれを示していて、
近年、日本において大きな気象災害での
死者・行方不明者数がどれくらいかというと、
以下のようになっています。
<気象災害による死者・行方不明者数 近年の例>
平成30年西日本豪雨 271人(西日本で記録的大雨)
令和元年東日本台風 108人(関東・東北中心に記録的大雨)
令和2年7月豪雨 88人(球磨川などが氾濫 九州で記録的大雨)
<熱中症による志望者数>
令和2年 1528人
令和元年 1224人
平成30年 1581人
平成29年 635人
※このうち約8割が65歳以上
暑さを気象災害の一つと捉えるには
十分な理由であると感じます。
きのう気象庁から発表された1カ月予報も
この先、全国的に気温が平年より高いという予想が出ています。
今年の夏はまだ続きます。
※参考資料 内閣府「令和4年防災白書」
厚労省「熱中症による志望者数 人口動態統計」
テレビ朝日気象デスク 手塚悠介
広告