天才ドラマーと呼ばれる相馬よよかさん(12)が15日、生まれ育った北海道を後にし、家族とともにアメリカに向かいました。
相馬よよかさん:「12歳という感受性が強い時に、できるだけ早く、この時期にネイティブ感覚を勉強して、取り入れたい」
4年前、よよかさんが8歳の時。1960年代に人々を熱狂させたロックバンド『レッドツェッペリン』の曲をたたいた動画をネットにアップすると、5000万回以上再生され、世界の注目を集めました。
この演奏に“本家”レッド・ツェッペリンのロバート・プラントさん(74)も「すごい。大したもんだ」とうなりました。
さらに、シンディ・ローパーさんから日本で行われるライブへの出演のオファーがあり、共演が実現。2019年には『世界が尊敬する日本人100人』に選ばれました。9歳での選出は史上最年少です。
この世界的ブレイクをきっかけに、本場アメリカでのライブに招待され、渡米の衝動にかられましたが…。
相馬よよかさん:「自分的には、コロナじゃなかったら、もっと早くこの決断をできていた。ちょっと遅いくらいなのかなと」
動き始めた、よよかさんの夢を、両親も全力でサポートします。父の章文さん(41)は、約14年勤めた学校職員を辞め、一家での渡米を決断しました。
挑戦の地へと飛び立ったよよかさん。描く夢は広がります。
相馬よよかさん:「人種だったりとか、宗教だったりとか、セクシュアリティーだったりとか、色んな人がいるなかで、色んなことを学んで感じて、それを歌詞にしたりとか、自分の音楽性っていうところにもいきていくのかなと思っています。自分の音楽で、世界の色々な問題を、例えば貧困だったりとか、差別だったりとか、戦争だったりというのを少しでもなくしていきたいと思っています」
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