中国やロシアから日本のサーバーなどに侵入しようとする通信が一日1000件近くあることが警察庁独自の探知センサーで分かりました。
警察庁ではインターネット上にセンサーを設置し、国内外から日本のサーバーなどへの侵入を狙ってセキュリティーの弱点を探すアクセスをチェックしています。
今年の上半期は、4年前のおよそ3倍にあたる一日8000件近くの不審なアクセスが確認されました。
警察当局関係者への取材では、これらのアクセスを分析した結果、中国やロシアのパソコンやサーバーによるIPアドレスが一日1000件近くあったことが分かりました。
第三国からアメリカやイギリスを経由したアクセスも多く確認されているということです。
日本側のパソコンやセキュリティーが脆弱(ぜいじゃく)なウェブカメラなどを狙って侵入しようとしているとみられています。
警察庁は、企業や個人の資産や情報を守るためにセキュリティ対策を万全にするよう呼び掛けています。
広告