西村環境大臣がCOP15で演説 23年からの3年間で途上国に1170億円拠出表明[2022/12/16 10:25]

 西村環境大臣はカナダで開催されている生物多様性に関する国際会議=COP15の閣僚級会合で演説を行いました。

 国連生物多様性条約第15回締約国会議=COP15の閣僚級会合がカナダ・モントリオールで15日から始まりました。

 今回のCOP15は、2030年までの生物多様性の保護に向けた枠組み作りが議論されていて、世界全体の陸と海の30%以上を保全する「30by30」を目標に盛り込めるか、途上国支援の新たな資金をつくれるかなどが焦点です。

 西村環境大臣は、日本時間の16日午前6時すぎ、閣僚級会合で「30by30などの野心的な目標や適切な資源動員を伴った新枠組みを採択しなければならない」などと英語で演説し、2023年からの3年間で、途上国などの取り組みにODA(政府開発援助)などを通して1170億円を拠出するとしました。

画像:COP15事務局提供

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