都営バスに「バイオ燃料」 ミドリムシなどから抽出 7路線・58車両で運行開始[2023/01/25 17:41]
都営バスがミドリムシから抽出したバイオ燃料で走ります。
東京都が都営バスの一部に試験的に導入したのは、生物資源を原料としたバイオ燃料です。
株式会社「ユーグレナ」が使用済みの食用油や微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)などから抽出した油で作ったもので、環境への負担軽減につながると期待されています。
株式会社ユーグレナ・出雲充社長:「気候変動対策は待ったなしです。都民に、このバイオ燃料を使って頂く意義を都知事のリーダーシップのもと発信していきたいと思っています」
25日から約1カ月間、都庁や新宿駅、上野公園など都心部を走る7路線、58の車両に導入されます。
小池都知事は「地球環境に優しいエネルギーを皆で定着させていきたい」と話しています。