「事故後入社の社員7割に」日比谷線脱線事故から23年 東京メトロ社長 安全向上誓う[2023/03/08 11:43]

 乗客5人が死亡した地下鉄・日比谷線の脱線事故から8日で23年となり、東京メトロの社長らが慰霊碑に花を手向けました。

 東京メトロ・山村明義社長:「改めまして事故の重大性を痛感しております。事故後に入社した社員が68.9%と約7割に達しております。教訓を安全性向上につなげていきたいと思っております」

 事故が起きた時刻と同じ午前9時1分に東京メトロの山村社長らが、慰霊碑の前で黙祷(もくとう)を捧げました。

 2000年3月8日、地下鉄日比谷線の電車が中目黒駅の近くで脱線し乗客5人が死亡、64人が重軽傷を負いました。

 東京メトロは2019年以降に導入した車両には脱線検知装置を付けるなど安全対策を進めています。

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